土曜日, 9月 30, 2006

六十八回目の土曜日

土曜日と言って良いのか、金曜日と言っていいのかわからないが、今土曜日の朝
4時半。 色々とやりたいことがあってここまで起きているわけだが、夜中の3時半
くらいからドキュメンタリー番組があったので見入ってしまった。

その日が来る前に~末期がんとともに生きる~

癌により余命半年と宣告されたある家族の父親をとりまくその環境を描写した番組で、
闘病生活で半年と宣告されたにも関わらず1年、そして1年半と生きることができ、
どうしても父親は自分の娘の嫁入りの姿を見たいということで病院側も何とかその
父親を結婚式に出してあげたいと必死になって協力。

何とか結婚式に出ることができた父親は立つのもままならない状態なのに、バージン
ロードをよろけながら一緒に歩き、そして披露宴ではその嫁に行った子供がこれまでの
闘病生活での正直な母親と自分の気持ちや感謝の言葉をスピーチし、その素敵な
スピーチを娘の前では顔色変えずに平静を装って聞く父親。

そんな父親の強さと娘の優しさが強く心に響きました。

その家族愛にものすごくものすごく感動して何だか急に寂しくなった。
自分、最近家族を大切にしてないなって。人間のつながりを大切にしてないなって。
自分にとって何が大切なのか、最近はよくわからない。少し突っ走りすぎてるかもしれない。

その岸祝生さんは今週の月曜日9月25日夕、ご自宅で逝去されたそうです。
ご冥福をお祈り致します。

素敵なドラマをありがとうございます。

0 件のコメント: